小さいデザインチームですが、評価システムを作りました。
こんにちは、e-dash note編集部です。
今回は、e-dashのプロダクトデザイン・コミュニケーションデザインを支えているデザインチームの独自の評価システムについて紹介したいと思います。
現在、プロダクトデザイナー・コミュニケーションデザイナーを絶賛採用募集中です。
ご興味をお持ちの方は、ぜひe-dashのデザイナー向け採用デッキをご覧ください:
この記事は、以下のような方におすすめです:
0→1の段階のデザイン組織にいる方
デザイナー評価システムを作っている方
デザイナーの採用・育成に苦戦している方
e-dashのデザインチームの沿革
e-dashのデザインチームには現在正社員2人+業務委託1人が在籍し(2024年7月時点)、toB SaaSのプロダクトデザイン、コミュニケーションデザイン、採用広報、会社カルチャー作りなど、さまざまな領域で活躍しています。
各事業部が掲げるロードマップから逆算すると、今年度中には4〜5人規模のデザインチームへと成長していく必要があり…!そのため、2024下半期はデザイナー採用にさらに注力する予定で、人事、デザイナー、PM、マーケティング部は四人五脚(?)で頑張っています!
e-dashのデザインチーム、どういう成長ルート?
e-dashには「M(マネージメント)トラック」と「X(エキスパート)トラック」の2つの成長ルートがあります。
Mトラックは組織作り・人材育成・DesignOpsなどを中心とし、Xトラックは手を動かすIC(individual contributor、専門職)に最適なトラックです。
それぞれで成長ルートや評価システムが異なり、詳細は下記の採用デッキをご覧ください:
e-dashのデザイナー評価システム
e-dashには、全社の評価システムと、デザイナーの評価基準があります。
全社の評価システム:パフォーマンス評価とバリュー評価の組み合わせで、年度の始まりに個人目標を設定し、その達成度合いなどを通じた総合評価がランクや給与体系と紐づいています。(具体的な評価方法を知りたい方、ぜひカジュアル面談でお話ししましょう。)
デザイナーの評価基準:各グレードの基準を明文化し、「どうやって次のグレードに辿り付ける?」を明確化する成長のロードマップを設けています。個人目標設定の時にも参考となる指針です。
デザイナーの評価基準は、「視座と目標」、「デザインスキル(コミュニケーションデザイン)」、「デザインスキル(プロダクトデザイン)」、「オーナーシップ」、「カルチャー作り」の5つの項目で構成されています。各グレードで満たすべきあり姿が異なるため、次のグレードへチャレンジする上では、評価基準と「すぐできる行動」を参考にしながら個人目標を設定することができます。
まだ正社員2人しかいないのに、評価システムは本当に必要?
なぜデザイナー評価システムを作成することが大事なのか。
これには、4つの理由があります。
既存デザイナーのさらなる成長、参考できる指標が必要:先ほどの通り、全社向けの評価システムはどうしてもクリエイティブ職と適さない部分がいろいろな側面であります。また、クリエイティブ職なので、主観的な判断基準が入りやすいという点もあります。したがって、既存の基準に無理やりあてはめるよりも、独自の評価システムを設けた方がデザイナーの成長につなげやすいという利点があります。
年度の個人目標を立てる時に参考できる:具体的な数字の指標やKPIがある部署のメンバーと比べると、デザイナーやエンジニアは「個人目標」を立てる際にはややハードルがあります。また、デザイナーは日々連携する部署が多く、各部署のOKRや目標と紐つけることは非常に難しいです。デザイナー評価システムは「次への一歩」を示すことがでるため、デザイナーが自身の成長ルートを描くことに繋げられます。
将来の組織作りの土台となる:今のデザイナー評価システムはあくまでも「今から3年内のe-dashデザインチーム」に合うシステムで、将来的には会社のニーズによって変化していきます。チームが共創するものとして、今後メンバーが増える中で見直していく必要があると考えています。
候補者さんにe-dashデザインチームの考え方・立場を知ってもらい、よりマッチ度を高めることができる:現在e-dashでは、解決策を提示し、上流工程から関わりつつ手を動かすことが好きな「プレイヤー」として活躍できるデザイナーにジョインいただきたいと考えています。逆に、ディレクションを受けて見た目のみを調整する「受け身タイプのプレイヤー」はミスマッチになるなど、デザイナー評価システムを通じ希望を言語化することで、会社側と候補者の目線合わせがスムーズになります。
e-dashデザイン組織の将来像
まだ「ドリーム版」ですが、3年後には「デザイン部」の将来像があります:
3年後の理想から逆算すると、採用広報・採用活動の重要性をひしひしと感じます。
一方で、既存のデザイナーの成長によってカバーできる業務範囲ももちろん拡大しつつあります。未知があるこそ楽しめる、それはスタートアップならではの魅力です!
最後に
e-dashは、デザイナーを積極的に採用しています!
ご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にカジュアル面談からお話しましょう!