【コーポレートにデザインを!】welcome boxを1ヶ月で作ったお話
こんにちは、e-dash note編集部です。
新入社員を心から歓迎し、そして会社の文化を醸成するために、e-dashは2023年12月により、新入社員に向けてボリューム満点のwelcome boxを制作し発送しています!
今日はコーポレート部とデザインチームが一緒に企画したプロジェクト「スタートアップならではのスピード感で爆速welcome boxを作ろう!」のお話について紹介したいと思います。
welcome box 制作に関わったお二人
なぜwelcome boxを作ることに?
くろだ:e-dashでは会社の拡大に向けて、積極的な採用活動が行われています。組織が大きくなるにつれ、会社のカルチャーの浸透や醸成も本気で考えなければならないステージに突入していると思います。これからジョインしていただく新入社員の方に「e-dashに加わる」、「ワクワクする」を入社前から感じてもらうために、他社のwelcome boxのアイデアを参考にさせていただきながら、e-dashならではの「ワクワク感」を作ろうかなと思います!
—結構大きなチャレンジですね…
くろだ:確かに!でもe-dashには「失敗を恐れず、チャレンジしたいことがあるならやっちゃえ!」というチャレンジ精神がいっぱい溢れていて、この件もすぐ上長からのgoサインをいただきました!
—さすがスタートアップ!
くろだ:スタートアップといえば、やっぱりスピードとオープンなコミュニケーションですね!実は今回のwelcome box、わずか1ヶ月ぐらいで出来上がりました!
—いっ、1ヶ月!?
猫肉:しかも予想していたコストの3分の1で…
— 3分の1……!?
猫肉:にわかには信じられないと思いますが…まずはプロジェクトのタイムラインを紹介させていただきますね。
プロジェクト始動
タイムライン
—スケジュールを立てるときに、特に意識しているものは何ですか?
猫肉:このスケジュールは、目標から逆算されて出来上がったものです。
くろだ:最初の目標は、「2024年1月入社する社員に送る」でした。その上で、ちょっとハードル高いチャレンジ目標は「2023年12月入社する社員に送る」でした!
猫肉:デザインチームとコーポレートの連携プレーのおかげで、無事にプロジェクトが成功しました。
—結果として、チャレンジ目標も達成できましたね!
猫肉:実は2023年11月入社の方へも間に合ったのですが、たまたまその月はお迎えする新入社員がいなかったんですね…
2人:(爆笑)
PJチーム構成
—チームは何人いたんですか?
くろだ:私たち2人と、協力してくださったたくさんのe-dashersです!
猫肉:ゴッド・オブ・DTPのデザイナーShotaさんがいなければ実現できなかったかもしれません。Teamwork makes the dream work!
中身へのこだわり
—中身はどうやって決めましたか?
猫肉:たくさんの選択肢があり、まずは選定軸を作りました。
— 第1位は「脱炭素」、さすがe-dashですね!
猫肉:ダントツに大事です!
—その選定軸ができたら、グッズ選びも簡単ですね!
猫肉:一応 "must have" のリストはありますが、"can" を決めるのは案外難しいんです。社内インタビューや他社のnote記事なども参考にさせていただき、業者さんのサイトで印刷料金を調べたあと、全てのアイデアをまとめてプロジェクト管理をしているNotionにページを作りました。
くろだ:最後は「松セット・竹セット・梅セット」の案をそれぞれ作りました。
—「これが欲しい!」「これあったら絶対面白い!」と思うグッズはありましたか?
猫肉:ありましたが…
—(確かにシュール…)
くろだ:"must have" のPC、名刺、スマホ、ロゴ入りTシャツ以外に、最後に決まった中身はこちらです!
猫肉:dashくん(e-dashの公式キャラクター)の大活躍やで。
—面白いですね!ちなみにですが、外箱のサイズはどのように決めましたか?
猫肉:中身が決まったら、似たようなサイズのものを探して、"must have" のアイテムと一緒にサイズを測りました。
—なるほど…デザイン作業が結構多いイメージですね。
猫肉:そうですね、1週間くらいかかりました。とにかく早いスピードでラフ案を出す→レビュー→イラスト作成→レビュー→デザインfix、という流れでした。
スピードを確保するために、ツールの選択も重要ですね。dashくんのイラストはclip studio paintで作り、ロゴシールはfigmaとイラストレーターで作りました。メッセージカードはPhotoshopとfigma。外箱の見た目を確認するために、blenderで3D図も作りました(3D酔いをしてしまうので長時間の使用はできません)。
—figmaで印刷物を作るのは珍しいですね
猫肉:一回やってみると、意外に便利です!他のチームにも見てもらいたい時にリンクを送るだけで済みます。
プロジェクト進行
—たくさんの作業が同時進行している時に、どのようにタスク管理をしていましたか?
くろだ:e-dashではプロジェクト管理にNotionを使っています。今回もページを立てて、まずは全てのタスクを細分化し、都度ステータスを更新します。
猫肉:その上でSlackでもプロジェクト専用のチャンネルを作って、毎週進捗報告を行いました。
製作中の課題
—welcome boxを作っている時に、課題やトラブルなどはありましたか?
猫肉:もちろんありましたよ…
メッセージカード:予想と全然違います!
猫肉:今はメッセージカードですが、最初に考えたのは「2つ折りのグリーティングカード」のようなもので、厚いマットコート紙に社長と部長にメッセージを書いていただく、というイメージでした。でもそこには大きな課題が2つありました。
くろだ:そこで私たち2人と、DTPデザインに詳しいShotaさんと相談した上で、「2枚のハガキ」に変更しました。1枚は「WELCOME ABOARD!」の文字でちょっとフォーマルな感じにしましたが、もう1枚は遊び心満載のdashくんのイラストを使いました。
猫肉:これでコストカットも実現!
リモートワークで社員の手書きメッセージをなかなか集められない…
くろだ:もう1つの課題はあれですね…
猫肉:あれですね…
くろだ:フルリモートやハイブリッドで仕事している社員が多いので、メッセージカードの手書きメッセージをどうやって収集するのか、最初はちょっと悩んでいました。
猫肉:ここでPhotoshopの出番です!
くろだ:そうですね!出社した社員に声をかけて、みんなが1枚の付箋に真心を込めて情熱メッセージを書いてくださいました!その付箋の写真を撮って画像データとして集めました。
猫肉:1枚の付箋に書ける文字の量は限られる。実はそこが狙いなんです。e-dashersはみんな優しい & 仕事への情熱が燃え燃えなので、書き過ぎる可能性が高い…
2人:(爆笑)
猫肉:改行などは全部Photoshopで調整しました。
シールの入稿はどうしてもだめ…
猫肉:最後はあれですね…
くろだ:あれですね…
猫肉:3回入稿しても全然ダメだったあれですね…
—どういうことでしょう…?
猫肉:シールを入稿するときに、カットラインを作らなければなりません。でもシールの原稿はfigmaで作られているので、パス・2枚シール間の距離など細かい調整はちょっと難しかったんです…
くろだ:カットラインありのシール印刷の料金相場もわからなかったので、7万円を超える見積書をいただいた瞬間に頭が真っ白…
猫肉:そこでゴッド・オブ・ザ・DTP、Shotaさんの登場です!
くろだ:Shotaさんのおかげで良い業者さんと出会って、無事に入稿できました!
猫肉:ありがとうございました!谢谢!
制作物を見た時の感無量感!
みんなの反応
—長い旅でしたね。
猫肉:そうですね。記事をここまで読んでくださる読者さんにも感謝感激…
くろだ:いよいよbox公開の時期ですね。印刷物が揃ったら、写真を撮ってSlackですぐ社内にもシェアしました!
くろだ:社内でも「欲しいー」の声が聞こえています!
猫肉:ワイも欲しいやで…
—おめでとうございます!ちなみに、最終的に1箱いくらくらいになったのですか?もし差し支えなければ…
くろだ:元々在庫があるTシャツの費用抜きで、一箱あたり3,930円です。
猫肉:一箱、10,000円の予算より大幅なコストダウン!
くろだ:あ、でもPCとスマホ抜きですね!
まだ終わりじゃない!:プロダクト開発視点では、これはただのPMF(product market fit)
猫肉:今回の企画は「すでに入社した社員」の意見がメインなので、新入社員の方の生の声も聞きたいですね!
くろだ:そこで新入社員からフィードバックをもらうために、入社2週間の時点でインタービューを実施しました!
—どのようなフィードバックをもらいましたか?
猫肉:ちゃんとインタービューリストを作りました。welcome boxについての意見だけではなく、内定承諾から入社初日までの流れについても聞きました。今回はプロダクトデザインの時のユーザーインタビューのように、ガチの本音だけを聞かせてもらいました!
くろだ:インタビューの時に「本音だけですよ!建前一切いらん!」って攻めていきました。
各アイテムへのフィードバック(一部)
くろだ:貴重なフィードバックをもらうことができて、大変ありがたかったです!このようなコメントのおかげで、onboardingと入社時のエクスペリエンスをより高めることができます!
猫肉:次回のwelcome boxのupdateを乞うご期待ください!
—ありがとうございました!
2人:ありがとうございました!
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