事例インタビュー:日本酒の老舗酒蔵、 小嶋総本店
明けましておめでとうございます。
e-dash note編集部です。
2024年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年一発目は、この時季にふさわしい、日本酒の話題で。
一味違う日本酒づくりにこだわり、カーボンニュートラル化を2023年9月に達成した山形の老舗酒蔵、株式会社小嶋総本店の取り組みを取り上げたインタビュー記事をご紹介します。
「いつかテイスティングさえしてもらえない日が…」危機感から一転、老舗酒蔵が実現した「ウチらしい」カーボンニュートラルのかたち
小嶋総本店のインタビュー記事はこちらから ↓
e-dashのインタビュー記事とは?
ふりかえると2023年は、「サステナビリティ」「カーボンニュートラル」「脱炭素」をテーマにした企業CMがとても増えたと感じました。
「企業イメージとして出していかなければいけない時代」
確かにその側面はこのテーマにおいてありますが、キーワードだけでは実際にどのような工夫や努力が行われているのか、なかなか見えてはきません。
そこで、もっと深部に迫り、企業や自治体、またはそこで実務に携わっているそれぞれのご担当者がどんな想いで日々取り組んでいるのか、広く知ってもらいながら「共感」を通じたポジティブな脱炭素化の波を起こしていきたい。
そう考え、e-dashで支援させていただいた企業や自治体の協力を得ながら行っているのが、このインタビュー企画です。
e-dashのインタビュー記事は、セールス&マーケティング部でマーケティングと広報を担当している吉田がライターを務め、社内で候補を募りながら企画、お客様へのインタビュー、執筆まで行っています。
今回のピックアップ:小嶋総本店
今回の記事では、「e-dash Carbon Offset」を活用し日本酒の製造におけるカーボンニュートラル化を達成した株式会社小嶋総本店の代表取締役社長・小嶋健市郎様にインタビューを実施しました。
小嶋総本店は安土桃山時代である1597年に創業し、江戸時代は上杉家の御用酒屋として親しまれてきた老舗酒蔵です。
脱炭素を意識し始めたきっかけのひとつが、欧州を中心に酒造業界でも加速するサステナビリティの潮流です。海外での売り上げが約2割を占める同社。「海外の取引先からサステナビリティへの取り組み状況を尋ねられた」という同業他社の事例も耳に入り、強い危機感を感じたといいます。
また、猛暑の影響で原料米の品質が低下するなど、日本酒造りは気候変動の影響を直接的に受ける産業でもあります。伝統を次の世代に繋いでいくためにも、脱炭素に取り組む必要性を強く認識するようになり、日本酒の酒蔵として東日本初のカーボンニュートラル化達成へ歩みを進めました。
記事の注目ポイント
日本酒の酒蔵が脱炭素を意識し、いち早くカーボンニュートラル化に動いた理由
小嶋総本店がカーボンニュートラル化の達成に向けて行ったアクション
J-クレジットの活用で直面する課題と「e-dash Carbon Offset」の仕組み
「いつかテイスティングさえしてもらえない日が…」危機感から一転、老舗酒蔵が実現した「ウチらしい」カーボンニュートラルのかたち
小嶋総本店のインタビュー記事はこちらから ↓
ライターコメント
小嶋総本店では、カーボンニュートラルの達成を記念して「東光 with green」も2023年12月から発売しています。
精米歩合90%という、お米をあえてあまり磨かず原料をなるべくそのまま使用している特徴に加え、ラベルには食用に適さない古米や破砕米などを原料にした紙を使用し、インクは植物性のベジタブルインキを使用するなど、パッケージでも環境への配慮がふんだんに施されています。
e-dashでは、2023年末に実施した全社イベントでこの「東光 with green」を実際にいただいたり、年末年始のご挨拶回りでも先進的で特徴的な取り組みとしてパートナー企業などにお配りさせていただきました。
まとめ
e-dashでは、日々さまざまな想いや狙いのもと脱炭素化へ向けサービスをご利用いただいている企業や自治体とご一緒しています。
同じような課題を抱えている企業に事例として知ってもらいたい
なぜこの企業が?この業種で?興味がある
熱心に取り組まれているご担当者の想いを取材したい!
このようなインタビュー記事の発信を通じて、共感し自社の取り組みに取り入れたいと思う人やその会社を応援したいと思う人が増えればと思っています。
今後のインタビュー記事にもぜひご注目ください!